法定相続人が所在不明

2014-10-14

相続が開始されると、死亡した人の財産や権利などは、法定相続人の共有財産になります。

そこで法定相続人全員で相談する「遺産分割協議」が必要となり、法定相続人のうち一部の

人を除いておこなった遺産分割協議は無効です。

このため、遺産分割協議は必ず法定相続人全員で行う必要があります。

ところが、法定相続人の中に所在不明の人がいる場合があります。

この様な場合には、家庭裁判所に不在者の財産管理人を選任してもらい、その人と遺産分割

協議をする必要があります。

7年以上にわたり所在不明の人がいる場合では、家庭裁判所に請求することにより失踪宣告を

受けることも可能です。

その場合には失踪宣告を受けた人を被相続人とする相続も開始されることになります。

また、法定相続人の中に胎児がいる場合、原則として特別代理人が遺産分割協議に参加する

ことになりますが、胎児の相続権は無事に誕生することが条件であり、そうでない場合には、

遺産分割協議をやり直す必要が生じます。

このため、可能であれば胎児の誕生を待って遺産分割協議を行う方が良いのではないかと考え

られます。

 

( センター員 長 田 )

 

 

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